2024年の年末、センセーショナルなニュースが目に飛び込んできた。
「MOROHA、活動休止」
この文字を目にした時、僕は少しだけ、本当に少しだけ
時代が移り変わっていることを実感した気がする。
忘れもしない
MOROHAの曲との出会いは池袋のラーメン屋だった。
ラーメンを注文し、待っている間に店内のBGMで突然流れてきた甲高い声で響くラップに
最初はDOTAMAかと思った。
でもなんか違うし、どうにも歌詞がめちゃめちゃいい。
Shazamで調べたところ、それがMOROHAというユニットの"革命"という曲だとわかった。
ユニットも曲も名前だけは知っていた。
でも聴いた事がなかった。
そして僕はこの日を境に、この二人組が奏でる音楽にどっぷりハマることになる。
tomorrowは何度聴いたかわからない
三文銭には心を抉られて
ハダ色の日々にほっこりして
僕は年月を重ねた。
YouTubeの切り抜きで流れてきた、呂布カルマの
『MOROHAのLIVEをちゃんと見て、何も感じないやつは逆にヤバいんじゃないかな』
という言葉はまさしくMOROHAの特性を表すのに最もわかりやすい表現だと思う。
モチベーションが上がらない時
メンタルが安定しない時
様々な時に僕はMOROHAの曲を聴いて
励まされ
叩きのめされてきた。
しかし、この2人の新しい曲を聴くことはおそらくもうないのだ。
この2人がどこまでたくさんの方々の心に刺さってきたのかを僕は知らない。
だが、このユニットの奏でる曲は、これから先おそらく新しい時代ではなく人々の心にのみ残る。
このスタイルは人の心にのみ生き続けるのだ。
時代の最先端には、また新たなスタイルが並ぶのだろう。
次の時代に世の中に響く音楽はなんなのか
僕はそれをひっそりと待ち侘びて生きていくのだと思う。
ありがとう、MOROHA。
お疲れ様、MOROHA。
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